2022年5月

2022年5月8日

 河内長野支部では市内の緑が丘自治会館に新しい道場を開設いたしました(緑が丘道場)。5月7日(土)道場開きを公開で開催しましたが、準備段階から、1400戸に向けた自治会ニュース配布、全戸への回覧、11ヶ所の掲示板告知など、自治会の多大な支援をいただいたおかげで、21名の見学者がありました。
 川平先生の四方祓の後、全員で正座の部の稽古を披露。続いて配布の資料にそって前・右・八重垣・受流し・月影の理合いを木刀による実演で解説しましたが、一見しただけでは何のことかわからなかった業の意味を多くの方が納得されたようです。座頭市などで居合をイメージされていた参加者の中から抜打ちをやって欲しいとの要望があり、抜打ち・暇乞いを披露しました。
 その後、希望者に角帯の締め方・模擬刀の帯刀・木刀による新聞紙切りなどを体験していただきました。参加者の中には、マンツーマンで熱心に指導を受け、居合に大変興味を示された剣道の有段者の方や、二十代で初段をとったのだが、今は正座ができないという八十代の経験者(英信流)もいらっしゃいました。
 道場開き以前の宣伝の段階で既に一人の方が入会されましたので、今後の入会者に希望をつないで無事船出をすることになりました。稽古日は木・土の週二日を予定しています。

正座の部の稽古
木刀による業解説
恒例の木刀による新聞紙切り